アパレル業界の生産管理という仕事。
企画段階から製造、流通まで、アパレルのすべての工程に携われる生産管理。アパレル業界の生産管理の仕事内容や年収、向いている人の特徴などについてまとめています。
アパレル業界の生産管理とは
MD(マーチャンダイザー)が立てた販売計画をもとに、商品の販売時期、生産量、素材、価格、納期などを決め、縫製工場の選定、資材調達、進捗管理を行います。生産から流通まで、すべての工程に関わることができるのが生産管理です。
社内の各部署をはじめ、得意先、仕入れ先、縫製工場など各方面とのやり取りも多く、各所と連携・調整しながら納期に間に合うように業務をこなしていかなければなりません。アパレル製品は、縫製を海外工場で起こっていることが多いため、外国語によるやり取りが必要になる場合もあります。
生産管理の年収
企業や自身の持つスキルによっても変わりますが、アパレルの生産管理の年収は320~500万円が相場といわれています。
年代別に見てみると、平均年収は
- 25~29歳が372万円
- 30~34歳が408万円
- 35~39歳が431万円
となっています。
アパレル生産管理は、海外工場とのやり取りも多いため、英語や中国語などの外国語ができると、給与面で優遇されることも多いようです。
生産管理の仕事内容
計画の立案
MDが立てた販売計画をもとにして、必要な生産量を割り出し、販売時期を決め、どのようなスケジュールで生産していくかを考えます。できるだけ商品のロスがないよう、無駄を出さないようにすることが重要です。
縫製工場の選定
生産スケジュールや商品の製法、予算に合わせて縫製工場を決めていきます。工場によって対応ロットや得意アイテム、設備、仕上がりが異なるため、日頃から各縫製工場の特徴を把握し、適切な工場を選ばなければなりません。特殊な縫製が必要な場合は、それに対応できる設備や技術を持っている工場に依頼する必要があるので、早めに選定していきます。
工場が決定したら、技術者に向けて商品の仕様や縫製方法などの生産指示を出します。海外の工場に発注する場合は、細かい指示がきちんと伝わるように、外国語ができる人材に任されることが多いようです。
素材の調達
ベースとなる生地をはじめ、ボタンやファスナーなどの副資材の必要量を割り出して、素材を調達します。それぞれの価格や工賃から一着あたりのコストを算出し、極力、過不足が出ないように調整していきます。
コストを抑えて資材を調達するのも生産管理の重要な仕事のため、場合によっては工場と価格交渉をしなければなりません。ただし、コストばかりを意識してしまうと、クオリティが下がってしまうので、必要なクオリティが保持できる範囲内で予算を調整することが求められます。
進捗・品質管理
生産の進捗状況を工場に確認しながら、ひとつひとつのパーツが仕上がった時点で品質をチェックしていきます。この工程で問題が起こることが多く、ひとつの作業が遅れると納期に間に合わなくなるため、何か問題が発生したらすぐに対応できる準備を整えておかなければなりません。そのため、常に関係各所と情報を共有しながら、状況を確認しておく必要があります。
商品が完成したら、営業や直営店舗の販売員に引き渡して、生産管理の仕事は完了です。

ユニフォームで企業の「個性」や「特徴」を打ち出し、 働く従業員のモチベーションやパフォーマンスを高めるオリジナルユニフォームに特化した「ORDER UNIFORM COMPANY」を立ち上げているHARADA株式会社。 一緒に働く「仲間」を大切にし、社員一人ひとりが主人公となって会社を創っていける環境が整っています。
HARADAの生産管理の仕事内容とは?
HARADAの生産管理では、生地副資材の選定、サプライヤー・工場との打ち合わせ、仕上がったOUCサンプルの検品や納期管理等モノづくりの要業務全般を行います。
サンプルチェックでは、注文されたオーダーユニフォームのサンプルが、仕様書やデザイン画と合っているか、不具合やミスがないかをチェック。間違い自体を探すのではなく、「この仕事のユニフォームはこの素材で大丈夫か」「このデザインで安心・安全に仕事ができるか」という観点で点検していきます。
「燃えにくい素材」が必要な現場といっても、仕事内容によって条件や制約が異なるため、素材特性の知識から判断することが必要になります。
生産管理に向いている人
コミュニケーションスキルが高い人
生産管理は社内の各部署はもちろん、得意先、取引先など、さまざまな人とやり取りをし、調整をしていきます。明確に指示を出したり、細かいニュアンスを伝えなければならないこともある中、意思疎通が図れないと認識のズレを生み、トラブルの発生につながるため、生産管理の仕事にコミュニケーションスキルは欠かせません。
マルチタスクが得意な人
生産管理の仕事は、いくつもの業務を同時に行わなければならない場面が多々あります。そのため、業務の優先順位を見極めながら、いくつもの業務を同時進行していくマルチタスクが得意でないと、この仕事はキツイと感じてしまうかもしれません。
冷静で柔軟性のある人
生産管理の工程で、何のトラブルもなく、当初の予定通りに業務が進むということはほとんどありません。想定内のトラブルもあれば、予想もしなかった問題が発生することもあります。生産管理には、どのようなことが起こっても、冷静に状況を見極め、臨機応変に対応できる柔軟性が求められます。
アパレル生産管理を目指している人の自己PR方法
アパレルの生産管理職を目指しているなら、今までの自分の経験をアパレル生産管理でどう活かすかをしっかり伝えることが重要。でも、どう伝えたら良いかわからない……。そんな人に向けて、自己PRのポイントや例文を紹介します。
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アパレル生産管理を目指すのであれば、繊維製品品質管理士(TES)や衣料管理士(TA)といった医療関係の資格を持っていると有利です。そのほかにも、ビジネスにおいて持っていると有利な資格も存在します。
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アパレルパタンナーを目指している人の志望動機の作り方
アパレル業界は、単純に「服が好き」という気持ちだけで働くことが難しい世界です。その中でもパタンナーは、デザイナーの意図を汲み取ったり、着る人のことを考えたりと相手を思いやるコミュニケーション能力やデザインと売れる市場のどちらも考えられる対応力が非常に大切です。こちらのページでは、パタンナーを目指している人向けに、自分の長所に合った志望動機を作成するポイントを紹介しています。志望動機の例文もあるので、是非チェックしてみてください。
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商品の企画段階から製造、流通に至るまで、すべての工程に携わることができる生産管理。業務内容も多く、一度にいくつものタスクを抱えるため、大変なこともたくさんありますが、その分、やりがいも大きな仕事です。
未経験であっても、アパレル業界にいた人や、他業種で生産管理をしていた人であれば、その知識や経験を活かすことができるでしょう。

