ファッションデザイナーを辞めたい…。転職で後悔する前に確認したいこととは?
憧れて、なりたくてなったファッションデザイナーの仕事でも、忙しすぎる、職場の人間関係が悪いなどの理由で辞めたいと考える人もいるようです。なぜデザイナーを辞めたいのか、その理由を考え、悔いのない選択をするようにしましょう。
デザイナーを辞めたい理由とは?
デザイナーを辞めたいと考える理由として、おもに以下のようなものが挙げられます。
- 労働時間と給料が見合っていない
- 職場の人間関係が悪い
- 会社の雰囲気が悪い
- デザインセンスがないと感じる
- 自分のしたい仕事ができない
デザイナーあるある
- 海外工場から届いた試作品がデザイン画とまったく違う
- 自分のペースで仕事をすることができない
- ショーや展示会などのイベント前は定時で帰ることができない
辞めたいと思ったら…確認したいこととは?
デザイナーを辞めたいと思ったら、まずは冷静にその理由を考えてみましょう。
「労働環境と給料が見合っていない」「会社の雰囲気が悪い」という理由の場合、職場を変えればこの問題は解消されます。
「デザインセンスがないと感じる」のであれば、独学なり、スクールに通うなどして、改めてデザインの勉強をしたり、自分の目指すデザインの服を製作している企業に転職するという方法もあります。あるいは、思い切ってこれまでと違う分野のデザインにチャレンジしてみるというのも選択肢のひとつです。
新人や下積みの場合、自分のしたい仕事ができないというのは仕方ありませんが、ある程度の地位になっても状況が変わらないようであれば、転職や独立を考えてみてもいいかもしれません。
また、社外の人や違う職種で働いている人から客観的な意見をもらうというのもおすすめです。ずっと同じ企業や職種で働いていると、自分の中で常識だと思っていたことが、別の世界ではそうではなかったということも少なくありません。
アパレル業界のデザイナーから、ワークウェア業界のデザイナーに転職
ドメスティックのセレクトショップでデザイナー&パタンナーとしてキャリアを積み、その後ユニフォームデザイナーとして活躍しているデザイナーに、転職のきっかけ、キャリアについてお話しをお伺いしました。
アパレル業界における花形ともいえるファッションデザイナー。しかし、脚光を浴び、目立つポジションであるが故の苦労や辛さもあります。
ファッションデザイナーは、シーズンごとに新作を生み出し、季節に合わせた素材やデザインにしつつ、その時々の流行を踏まえて考えていかなければなりません。また、人気の職業であるため競争も激しく、ファッションデザイナーやブランドの地位を維持していくことには相当の努力と苦労が伴います。
しかし、環境を変えることで状況が変わることもあるので、ファッションデザイナーを辞めたいと考えているのであれば、職場を変えたり、違うジャンルのデザインに挑戦してみるのもひとつの選択肢です。当メディア「アパレルキャリア」を監修しているHARADAでは、アパレ業界からワークウェア業界に転職して活躍している方がたくさんいます。ぜひ、参考にチェックしてみてください。